Midnight in the Garden of Good and Evil(ミッドナイト・イン・ザ・ガーデン・オブ・グッド・アンド・イーブル)邦題『真夜中のサバナ』1997年クリント・イーストウッド監督作品。超ベストセラーのジョン・ペレント著同名小説が原作。視点人物の作家ケルソ(ジョン・キューザック)大富豪ジム・ウイリアムス(ケビン・スペイシー)富豪ジムの愛人で被害者の美青年(ジュード・ロウ)、ブードゥーマスターのミネルバ(イルマPホール)、ドラッグクイーンのレディ・シャブリ(本人)、検事(ボブ・ガントン、あははは嘉門さん)、マンディ(アリソン・イーストウッド)。ディープサウス、ジョージア州サバナでの話だが、なんちゅうてもキャラがものすごく濃い。そしてその中でもケビン・スペイシーが際立って凄すぎる。法律はごまかせてもブードゥーはごまかせんぞ、ちゅうことで、素晴らしいラストシーンです。クリント監督らしくコッテリと生きる事と死ぬ事を考えさせてくれます。原作の良さもあるんですが、ディティールもすばらしい。非常に好みの映画ですわ、なんちゅうてもブードゥーやし。ほんま、ケビンスペイシーを観る為だけでも価値ありまくり。個人的に一番好きなキャラは蠅オヤジですが(あはははは)。