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十兵衛 ミネソタでの和犬の生活

猛禽類センターで至福の時間

Posted by 母兵衛   7   0

本日最高気温28℃、最低気温16℃、朝少し曇のち快晴
ミネソタのあちこちで洪水注意報や警報が発令されています。該当地域及びトラベルには要注意。
明日明後日と熱波が来ます。体感気温は100°Fを越えると予想されるので水分補給などちょっと気をつけたほうがよかろうと思われる。

さて、
なんか濃ゆぅうい週末でした。
金曜日に寝て過ごしたのでなんとか乗り切った。

土曜の朝から猛禽類センターにレクチャーと館内のツアー参加してきました。
猛禽類センターとか熊センターとか狼センターとか素敵施設が多い、ミネソタの自慢の1つです。

IMG_0861.jpg

ミネソタ猛禽類センターはアメリカで一番初めに設立された猛禽類センターです。
そして、地続きの州で最大数の猛禽類が生息しているのがミネソタです。
(全米でいうとアラスカが飛び抜けて1位です、ミネソタは2位)

センターには全米から送られて来た猛禽類患鳥さんと自然にかえる事ができなくなった鳥が収容されています。
現在患鳥数48羽、今年はすでに238羽の患者を診ているそうです。
私の大好きなハーモンも生後すぐに魚の釣り糸で足を負傷したときにお世話になりました。

館内に入ると色々な学会発表ポスターや展示物
それにアンバサダー代表の白頭鷲、レッドテイル、ターキーバーチャーのお部屋を観察できます。

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色々な展示物があって何時間でも居られます。

白頭鷲の巣の大きい事っ!

IMG_0862.jpg

それよりもその前で仁王立ちのオッサンのでかい事!!
2メートル級のボールドミネソタン
白頭鷲、Bald Eagleのボールドは現在は”はげた”という意味ですが、古語では”白髪”という意味です。だからボールドイーグルは白髪のワシ。
これぐらいデカイ人が珍しくないミネソタです。

IMG_0895.jpg

この日のレクチャーは3羽のアンバサダーとボランティアの講師さん
ハヤブサ(Peregrine Falcon)
メンフクロウ(Common Barn Owl)
アメリカチョウゲンボウ(American Kestrel)

猛禽類というのは肉食の鳥というわけではない、というような枕で始まったレクチャー、そう、サギやペンギンも肉食(魚を食べる)です。肉食=猛禽類ってわけでなない、ってことを再認識しました。
猛禽類に属される条件としては、鋭い爪、鋭いくちばし、鋭い視野、この鋭い3条件が要ります。

爪や羽根を触ったりして、色んな事を体験できます。
面白いのはイーグルの羽根を振ると、ゴウッと風を切る音が聞けるのですが、
フクロウの羽根は振っても振っても音がなりません。
狩りの仕方で進化している。
鳥って本当に面白い。

食べ物で進化しているのはダーウィンフィンチで習った通りだが、
猛禽類も食べ物で進化している。

例えば、ハゲハゲと呼んで軽んじられている姫コンドル(すみませんすみません)
ダウンタウンでも飛んでいて珍しくないコンドルですが、

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あはははははは

この頭に羽根が生えていないのにも意味があって、
単に死骸に顔をツッコンで食べるときに食べやすい(←昔野生の王国でそう言っていた)のではなくて、実はコンドルは臭いで屍体を探すので頭に食べカスが付いてそれが腐って腐敗臭を放つと食べ物を探す時に邪魔になる(しかも感染源になる)、なのでバイキンが繁殖するのを防ぐ意味合いもあるらしい。しょっちゅう羽根を広げて日光浴しているのもバイキンを殺す為に紫外線消毒しているらしい。

くちばしの鼻の穴がごっそり大穴なのも嗅覚の為だそうだ。

IMG_0939.jpg

面白い〜〜。

ちなみにオプチミスティックな白頭鷲なんかは全く臭いは気にならないそうで。
だからレスキューさんが巣に出入りしても大丈夫なんだそうだ。

入院施設のうちの自然に帰る事が出来る鳥が居る場所は入れませんが、
そうではない鳥達、パーマネントレジデントの居住区を見学しました。
白頭鷲やレッドテイル、いろいろなフクロウが入院していました。
そうそう、よくテレビコマーシャルや映画で白頭鷲がキ−−エーーーーッと長鳴きして大空を飛び回っている画がありますが。実はあの鳴き声はレッドテイル(アカオノスリ)の声です。白頭鷲はもっとウキャウキャキョッキョッキョという感じの短い鳴き声。映像マジックですねぇ。

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猛禽類、特に大型の鷲や鷹は何時間でもじっとしていられるそうだ。
自然の個体でも6時間ぐらい同じ場所にとまっていたりするらしい。
要するに、別に飛ばなくて済むもんなら飛ばずに済ませたいらしい。
そりゃ、飛ぶのが好きな個体も居るかもしれんが、、
概して野生動物は無駄な動きはしないもんだ。
檻に入れることを正当化しているわけではない。
それが良いか悪いかは別の話。

センターで暮らしている鳥たち、
もちろん怪我などで狩りが出来なくなっている個体も多いのだが、
健康体の鳥も居る。なんで健康体なのに自然に帰られないかというと、
ヒナの間に人間に捕獲(無知な人がヒナを見つけて”可哀想だから”といって自宅に保護してしまう事が多々あるらしい←違法です)され、ミスインプリンティングされてしまうケース。人だけでなく犬やその他の動物でミスインプリンティングされるケースもあるようです。
自分を人間とは思っていないようだが、鳥だとも思っていない鳥に育ってしまう。そうなると野生には戻れません。
補足ですが、人間が近くにいると親鳥は近寄れないので速やかにヒナから離れたほうが良いです。
怪我をしているようなら下記に連絡ください(ミネソタの場合)
鳥を含む全ての野生動物
the Wildlife Rehabilitation Center of Minnesota at 651-486-9453
猛禽類
the University of Minnesota Raptor Center at 612-624-4745


IMG_0943_20120625052545.jpg

この白頭鷲の子供がそうです。
人なつっこすぎで、人の間に居ることが快適に感じられているようです。
副所長さんの腕の上で大変リラックスしていました。

レクチャーとツアーが終わってからも長々とおしゃべりさせて頂いて、さらに質問攻めしてきました(笑)。
今まで疑問に思っていた事など氷解、素敵な時間をすごしました。
で、この猛禽類センターで購入したお土産がまたものすごく楽しいんです。
それはまた続く

middle_1202762441.jpg

濃ゆぅい週末でした。
疲れたけど楽しかった。
先週からあほげにデカい口内炎が下唇のちょうど歯の先端にあたるところと舌のど真ん中にこしらえて、しゃべると痛い、特にFとVの発音は最悪。食べる時は麻酔という状態でしたが、昨日からガックーンと治癒してきました♪(実は結局薬をつこた、あはは)。

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母兵衛

十兵衛 ミネソタでの和犬の生活は、2015年8月12日で終了しました。お問い合わせはTwitterDMで

7 Comments

無楽斎 says...""
大変勉強になりました。
ラプター、カッコええねぇ。
2012.06.27 06:04 | URL | #- [edit]
nana says...""
確かに濃〜い一日のようですね。満足っぷりが羨ましいです。狼センター!?行きたぁい!説明されても理解できないのが残念ですが。
先日病気らしきスクウォールを発見しました。あれも連れ帰ったら違法ですか?
2012.06.27 07:12 | URL | #RqWBMyRA [edit]
ロンゲのオヤジ says...""
白頭鷲の巣、ほんとにデカイですね
2m級のおっちゃんの半分位かな?
2012.06.27 14:45 | URL | #jsYRjXfs [edit]
ふくねえ says...""
白頭鷲の巣大きいですね~!!
でもその前に立ってるおっちゃんもほんまデカイ!!
おっちゃんの巣みたいやん(笑)
こ~いうツアーホント面白そうですね♪
大きい鳥って近くで見ると迫力ありますよね~
2012.06.27 16:11 | URL | #mQop/nM. [edit]
リク says...""
白頭鷲の巣!
そんなに大きいんですか!!
びっくりです。
人の赤ちゃんもゆったり眠れそうですよね(笑)。
やっぱり進化って面白い♪
2012.06.27 20:56 | URL | #- [edit]
はなを says...""
かっこいいだけじゃないんですね~猛禽類♪羽の音が違うんですか!フクロウとかは夜行性だからですかね?鼻の穴が大きいのもビックリ~もっと知りたい♪猛禽類センター! ベンチもオシャレで何時間いても飽きないんでしょうね。いいなぁ~ 
口内炎。痛いですよね。食べれないですよね。治ってよかったです。
2012.06.28 00:45 | URL | #- [edit]
母兵衛 says...""
コメントありがとうございます

*無楽斎さん:みっちり楽しんできました♪
ラプター、えらいことカッコええですわ♪

*nanaさん:スクウォールも野生動物であるとカテゴライズされているので多分違法であると思われます(ラクーンやスクウォールやネズミ類などの人間の住居に営巣する動物はグレイゾーンだとは思いますが)。たとえ違法ではなくてもスクウォールはレプトスピラやサルモネラやエキノコックスをもっていることがあるので(まれに狂犬病も)連れ帰る以前に触らないにこしたことはありません。

*ロンゲのオヤジさん:白頭鷲の巣は何世代にもわたって使われるので古い巣はミネソタン成人男性が2人ぐらい乗っても平気なぐらいの大きさと強度だそうです。
実際にいくつか巣をみたことがありますが、もっと大きくみえますわ♪

*ふくねえさん:ほんまにデカイおっちゃんでした、こんな人が前の席に座ったら嫌やなぁ、て思たんですが私の隣になったのでよかったです。でも後の人が困っていました、、とほほ。
とっても面白いツアーでした♪

*リクさん:白頭鷲の巣は何世代も使われるので補強を重ねられもっと大きくて厚みもこの写真の巣の倍以上になっていきます。人間の赤子どころかこのでかいおっちゃんが乗っても平気です♪
ほんと面白いです♪

*はなをさん:ふくろうの種類でも狩りに羽音が影響しないふくろう(昆虫や魚を食べるふくろう)は音がします。ザツに言うと夜行性の動物は視覚よりも聴覚によることが多いので、狩りに音がするとばれますから音がしないように進化したのでしょう。
口内炎、薬を使ったので劇的に治癒しました。
2012.06.28 03:25 | URL | #gJtHMeAM [edit]

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